2011.09.27
協賛企業紹介/アラン・ウェスト

順番にこのイベントに協賛してくださっている企業・団体・人々を紹介させていただきたいと思います。
名前順に順番にアップしていきますね。

まずはアーティストとしても参加して下さる日本屏風絵師のアラン・ウェストさんです。

ウェスト家は新大陸アメリカに入植した第一陣にいた歴史を持っています。 そして先祖には絵を学ぶ為にイタリアへ渡り、その後英国王室の宮廷画家となったベンジャミン・ウェスト(1738〜1820)がいます。
フロンティア精神と美意識。ワシントンで生まれたアラン・ウェストを日本でアラン・ウェストにしたのはやっぱりウェスト家のDNAなのでしょうか?今、彼は、しがらみも固定観念もない日本で、絵師として表現の可能性を追求しています。

アーティストページから個人URLにとんでもらえると一体どんな作品を作っているのかがよりわかっていただけると思いますが、ここにアランさんを紹介しているパンフレットから、その文章を転記させていただきます。

あったかも知れない、日本。アラン・ウェスト。

日本画という言葉さえなかった時代の絵画表現が、今、脈々と受け継がれていたとしたら。
日本の伝統的な手法や技法が、現代に蘇ったとしたら。
想像してみよう。
私たちは、どんな作品を目にするのだろうか。

アラン・ウェスト。ワシントンから日本に移り、加山又造に師事した彼は、伝統的な絵画表現を守りながら創作活動を続けている。
どの画壇にも属さない青い目の絵師に対する評価は、未だ定まっていない。 しかし、彼の作品からは「あったかも知れない、日本」が鮮明に浮かび上がってくる。

たゆむことなく流れるときは、日本をどう変えていくのか。
彼の作品に対し、どのような敬意を払うのか。
先のことは誰にもわからない。
ただ私たち日本人が、日本を振り返るとき、
辿って来た道を確かめるとき、
アラン・ウェストの美意識を再確認することになるだろう。

Teru

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